技術情報

技術情報 栄養成分表示上の注意

熱量の算出

たんぱく質 4kcal/g
脂質 9kcal/g
炭水化物 4kcal/g
糖質と食物繊維を表示している場合は、食物繊維のエネルギー換算係数を参照してください。

ビタミンの表示の変更・追加

ビタミンA μg
ビタミンD μg
ビタミンE μg
パントテン酸 mg
ビタミンB6 mg
ビタミンB12 μg
葉酸 μg

ビタミンA・E・ナイアシンの算出について

(1)
ビタミンA(レチノール活性当量)
ビタミンA(レチノール活性当量)=レチノール+1/24α-カロテン+1/12β- カロテン+1/24クリプトキサンチン
※ 錠剤・サプリメントとして摂取するβ-カロテンは、1/2レチノール活性当量で算出
(2)
ビタミンE
α-トコフェロール のみを ビタミンE として取り扱います。
(3)
ナイアシン
ナイアシン当量 = ナイアシン(ニコチン酸+ニコチン酸アミド) + トリプトファン/60

強調の表示

(1)
「低脂肪」や「減塩」「高カルシウム」など強調表示をする場合には、その成分含有量により表示できるか否かの基準値があるので、実際に分析して含有量を確認することを勧めます。
適用をうける強調表示 具体的な表示例
高い旨の表示 「高」「多」「豊富」
含む旨の表示 「源」「供給」「含有」「入り」「使用」「添加」
含まない旨の表示 「無」「ゼロ」「ノン」「レス」
低い旨の表示 「低」「ひかえめ」「少」「ライト」「ダイエット」

その他

(1)
表示事項及び順序については、下記の項目を参照してください。
(2)
強調表示をする場合の基準は、下記の項目を参照してください。
(3)
分析方法も一部追加変更がありました。

加工食品の栄養成分表示

食品の栄養成分表示に一定のルールが決められています。この制度は、食品に栄養情報を表示しようとする場合に適用されます。
表示事項及び順序 単位
熱量(エネルギー) kcal又はキロカロリー  
たんぱく質(蛋白質) g又はグラム  
脂質 g又はグラム  
炭水化物(糖質及び食物繊維) g又はグラム ※1
食塩相当量

g又はグラム [ただし、ナトリウム塩を添加していない食品にのみ、ナトリウムの量を併記することができる。その場合、1,000mg以上であれば、g(グラム)でも良い。]

 
表示しようとする栄養成分   ※2
※1
炭水化物の表示が原則ですが、糖質及び食物繊維でも表示できます。なお、エネルギーの算出は、食物繊維のエネルギー換算係数を参照してください。(食物繊維のエネルギー換算係数
※2
強調表示(高い、含む、含まない、低い 等)をする場合は、一定の基準を満たす必要があります。(栄養成分を補給ができる(高い・含む)旨の表示の基準値
例)カルシウム入りウエハース
1枚(10g)当たり
熱量 50kcal
たんぱく質 0.5g
脂質 2.5g
炭水化物 6.3g
食塩相当量 0.04g
カルシウム 100mg
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