近年、食品の安全性に対する社会的関心は非常に高まっており、食品事故の未然防止や信頼性の確保に向けて、食品安全を単なる仕組みとしてではなく、組織に根付いた「文化」として醸成していくことが重要視されています。食品安全は企業にとって重要な経営課題であり、HACCP等の衛生管理だけではなく、従業員一人ひとりの価値観や日々の行動に支えられた組織風土が不可欠です。
すでに、コーデックス委員会の「食品衛生の一般原則」やGFSI(世界食品安全イニシアティブ)のベンチマーク要求事項において、食品安全文化の概念が取り入れられるなど、その重要性が世界に示され、さらに、FSSC22000やJFS-C規格等の食品安全マネジメントシステムにおいても、要求事項とされています。
本セミナーは、公衆衛生の向上および増進に寄与する公益活動の一環として、食品安全文化の理解促進と実践事例の共有を目的に開催するものです。行政の施策や食品業界の先進的な取り組み事例を紹介いただくことで、参加者が自らの組織における食品安全文化の定着に向けた具体的なヒントを得る機会となれば幸いです。
本セミナーを通じて、食品に関わるすべての関係者が、安全・安心な食の実現に向けた意識を深め、持続的な食品安全の確保に貢献することを目指します。
