2006年7月発行(vol.004)
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SUNATEC e-Magazine vol.004 □■ 2006/07/1(sat)
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食の安全・安心に関する情報をお伝えするサナテックのメールマガジン
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このメールマガジンは、弊センターの営業活動を通じて名刺交換させて頂いた
方やホームページにお問い合わせやお申し込みを頂いた方に食品の検査と衛生
に関する情報提供のためにお送りしております。
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┃Contents ━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━┫
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◆◆ Ifia特集 ◆◆
【 1 】セミナー報告
『農薬等ポジティブリスト制度の施行を迎えて~検査はどうあるべきか』
【 2 】よくいただいたご質問
【 3 】SUNATEC残留農薬豆知識 ───── ☆新コーナー開始☆
【 4 】新商品紹介 ――――――――――― 残留農薬一斉分析SUNATEC410
【 6 】次号予告 ──────―――――― 気になる次号は・・・?
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■Ifia Japan 2006 特集■
2006年5月30日~6月1日東京ビックサイトにてifia JAPAN2006が開催され、弊財団も
出展いたしました。ifia全体で3日間合計3万人以上の来場があり、弊財団のブース
にも1000人近くの方々にご来場いただきました。
弊財団は、食品衛生法厚生労働大臣登録検査機関として食品を中心とした分析・
検査を幅広く実施しております。今回は特に5月29日より施行される残留農薬等の
ポジティブリスト制にむけた残留農薬の一斉分析、個別分析に関する検査商品を中心
に各種検査サービスの他、品質管理体制・HACCPシステムの構築支援や衛生調査
など幅広いコンサルティングサービスをご紹介いたしました。
中でも残留農薬分析はifia開催前日の5月29日にポジティブリスト制度が施行され
たこともあり、タイムリーな話題でたくさんのお問合せをいただきました。
5月31日には、ifiaセミナー会場において弊財団 第二理化学検査室 室長
菊川が『ポジティブリストの施行を迎えて検査は~どうあるべきか』と題し、約1時
間の講演を行いました。
今回のSUNATEC e-Magazneでは、大変ご好評いただきました公演の内容をご紹介すると
ともに、ご来場いただいたお客様より特に多く寄せられたご質問にお答えします。
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∇1.セミナー報告 ―――
『農薬等ポジティブリスト制度の施行を迎えて~検査はどうあるべきか』
財)食品分析開発センターSUNATEC 第二理化学検査室 室長 菊川浩史
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平成14年春、輸入野菜からの基準値違反、平成14年秋、国内野菜での無登録農薬の
使用に端を発した国民の食の安全・安心への関心の高まりはその後のBSE問題等とと
もに上昇の一途をたどってきている。そのような中、平成15年5月30日に食品衛生法の
改正が行われ、3年以内のポジティブリスト制への移行が国会にて決議され、本年5月
29日がその施行日となった.....
▼詳細はコチラ!
http://www.mac.or.jp/mail/060701/02.shtml
【セミナー報告関連情報】
月刊フードケミカル 2006年6月号へ記事が掲載されました。
記事名:特集 2.食品受託検査の現状
『残留農薬等の受託検査の現状 菊川浩史』
ぜひ、こちらも御一読ください。
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∇2.よくいただいたご質問
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Q1賞味期限の設定について
賞味期限の設定を行う際には、科学的データをもとに行うことが厚生労働省より
通知されております。
品質劣化の指標となるファクターをモニタリングするために、
①.微生物検査(一般細菌数、カビ・酵母等)、②.理化学検査(酸価、過酸化物
価等)、③.官能評価(色、臭い、物性など)を実施し、あらかじめ設定された
保存方法での経時変化をデータ化し、賞味期限を設定する際の重要な判断資料を
ご提供いたします。
▼賞味期限の設定については、SUNATEC e-Magazine創刊号にて詳しくご紹介
しております。こちらをクリック!
http://www.mac.or.jp/mail/060401/index.shtml
Q検査のアウトソーシングについて
検査の実施には、検査技術を習得した検査員、結果を適切に判断できる管理者、
さらに検査の準備、後片付けのための要員が必要であるばかりでなく、検査施設、
設備、器具、試薬、培地及びそれらの管理、メンテナンスが欠かせません。
言うまでもなく、検査を維持していくためには多大なコストを要します。
弊財団では、あらゆる食品に関する分析に対応可能な体勢を組んでおります。
また、インターネットを使用した迅速な検査結果の報告も可能です。
弊財団は食品検査を中心とした食品の『安全』『安心』『おいしさ』のトータル
ソルーション提供をめざしております。
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∇3.SUNATEC残留農薬豆知識
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■残留農薬基準値の留意点について■
残留農薬の分析結果を基準値と比較する場合には、測定対象が代謝物を含んで
いるか、必要な成分の総和となっているか、等の様々な留意点があります。
今回から数回にわたり、「食安発第1129001号‐別添の2:改正後の一般規則6
及び7に定める残留基準値の留意点」について、分かりにくい留意点を中心に解説
をさせていただきます。
▼詳しい内容はココをクリック!
http://www.mac.or.jp/mail/060701/index.shtml
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∇4.新商品紹介
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ご好評いただいております”残留農薬一斉分析SUNATECシリーズ”に新商品
『SUNATEC410』が加わりました。
7月より検査開始予定です。
2006年度検疫所モニタリング項目447項目中、357項目を含む一斉分析で、
検査料金はSUNATEC400と同価格の220,500円(税込)です。
残留農薬一斉分析SUNATECシリーズは、厚生労働省より通知されております一斉分
析法の処理フローをもとに更に精度を上げる取り組みを実施し、検査いたしており
ます。
納期、項目など詳細をご希望の方はお気軽に弊センターホームページよりお問合せ
下さい。
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∇5.次号予告
次号は8月1日配信予定です
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■異物■
消費者の食品の安全についての関心は日毎強くなっています。
食品内に原料以外の異物が確認されると、重大な消費者クレームとなります。
クレームに対する回答の正確性・迅速性は、消費者の信頼を得る為に最も重要な
事柄の一つになりつつあります。
次回SUNATEC e-Magazineにご期待ください!
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◆食の安心・安全情報◆ 【6月】
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【厚生労働省】
●残留農薬等ポジティブリスト制度基準値一覧(英語版)
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/zanryu2/index.html
●特定保健用食品許可(承認)品目一覧が更新されました。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/hyouziseido-1.html
【農林水産省】
●豆腐・納豆の原料大豆原産地表示に関するガイドラインについて
http://www.maff.go.jp/www/press/2006/20060627press_3.html
【その他】
●独立行政法人畜産産業振興機構
http://alic.lin.go.jp/
※「中国からの記事」が掲載されています。
「江蘇省、メタミドホスら高毒性農薬5種の使用を来年から禁止」、「広東産の
活ウナギ輸出好調」、「日本のポジティブリスト制で中国産ローヤルゼリー
が返品」、「国家質検総局 『農薬の合格率は92%』」などが掲載されています。
http://alic.lin.go.jp/kokusai/china/chi060620.pdf
●食品産業センター
※「食品中に残留する農薬等に関するいわゆるポジティブリスト制度」の円滑な
運営のためにが掲載しました
http://www.shokusan.or.jp/center_osirase/pdf/nouyaku060614.pdf
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運 営: 財団法人 食品分析開発センターSUNATEC
U R L : http://www.mac.or.jp
MAIL : e-magazine@mac.or.jp
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