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財団概要 品質保証体制

品質保証への取組み

SUNATECのモットーは、高い検査技術に支えられた確かな検査品質です。

検査機関にとって確かな検査品質は、信頼を得るための最も重要な要素です。

SUNATECは検査員の知識や経験に基づいた技術と、試験所の能力に関する国際規格であるISO/IEC17025(試験所認定)や精度管理プログラムの導入により、確かな検査品質を実現しています。

管理体制及び品質保証システム

ISO/IEC 17025の認定取得

試験所としての品質保証の国際規格である、ISO/IEC 17025の認定を取得しております。

信頼性確保部門、品質管理委員会を検査部門から独立して設置し、常に監視を行っており、検査機関としての高い品質保証体制と検査品質を実現しています。

適用基準
ISO/IEC 17025:2017(JIS Q 17025:2018)
認定番号
RTL02620
認定範囲
詳細はこちら
認証機関
公益財団法人日本適合性認定協会

精度管理について

外部精度管理、内部精度管理(ブラインドテスト、添加回収試験、標準試料による確認)の2種類の精度管理を実施し、検査品質を確保しています。

外部精度管理への参加

分析に関する技能を客観的に評価するため、各検査室にて下記の技能試験プログラムに参加しています。

・食品衛生法登録試験機関における食品衛生外部精度管理調査

・FAPAS(Food Analysis Performance Assessment Scheme 食品化学分析技能評価)

・FEPAS(Food Examination Performance Assessment Scheme 食品微生物検査技能評価)

外部精度管理(2023年度)

下記項目において、良好な結果(定量試験:zスコア2以内、定性試験:正しい判定結果)が得られました。
主催:一般財団法人食品薬品安全センター 秦野研究所
カテゴリー 試料の形態 検査項目
重金属検査(定量) 玄米粉 カドミウム
残留農薬検査Ⅰ
(個別分析)(定量)
ほうれんそうペースト クロルピリホス、ダイアジノン
残留農薬検査Ⅱ
(一斉分析)(定性・定量)
かぼちゃペースト クロルピリホス
残留動物用医薬品検査(定量) 鶏肉(むね)ペースト スルファジミジン
食品添加物検査Ⅰ(定性) 果実ペースト 着色料(酸性タール色素中の許可色素)
食品添加物検査Ⅱ(定量) 果実ペースト 保存料(ソルビン酸)
E.coli検査(定性) ハンバーグ 加熱食肉製品(加熱後包装)
一般細菌数測定検査(定量) 白飯 加熱後摂取冷凍食品(凍結直前加熱)
大腸菌群検査(定性) ハンバーグ 加熱食肉製品(包装後加熱)
特定原材料検査(定量) ベビーフード 特定原材料(卵)
主催:FAPAS Food Analysis Performance Assessment Scheme
ラウンド番号 試料の形態 検査項目
18116 Breakfast Cereal カルシウム、鉄、マグネシウム、リン、カリウム、
ナトリウム、亜鉛
24109 Biscuit (Cookie) 水分、灰分、脂質、窒素、食物繊維
07506 Powdered Rice ヒ素(inorganic)、ヒ素(total)、カドミウム、鉛、
水銀(total)
17238 Barley Flour オクラトキシンA
19371 Lettuce Puree 農薬一斉分析
20219 Sweets (gelatin-based) 果糖、ブドウ糖、ショ糖
21135 Powdered Baby Food ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、
ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、
ナイアシン(total)
M289d072 Milk Powder サルモネラ属菌