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カンピロバクター

特徴

普段は鶏や牛などの家畜の腸管内に住み食品や水を介して感染します。少量でも感染し、またペットから感染することもあります。普通の空気(酸素20%)では発育しません。また、旅館・ホテル・給食施設で多発し、大規模食中毒事件に発展することがあり、二次汚染も要注意です。最近では食中毒原因物質の常に上位を占めています。

原因食品

鶏肉、豚肉、井戸水 等

食中毒症状

発症するまでに2日から7日程かかり、発熱・けん怠感・頭痛・めまい・筋肉痛が起こり、次いで吐き気や腹痛におそわれ、その後下痢を伴います。

予防のポイント

調理前は十分加熱してから食する。
調理後は早めに食し、冷蔵庫内での長期保管はしない。
食肉などを保存するときは他の食品と分けて、出来る限り冷蔵保管する。
包丁・まな板・布巾などはよく洗い、漂白殺菌液や熱湯等を用いて十分殺菌する。
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