豆知識

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  • 異物混入削減のための取り組み(1)-HACCPの活用方法とその注意点について-

    異物混入クレームが発生すると、混入した異物の同定、原因究明および再発防止対策の実施に多大な費用と労力が伴います。また、企業のイメージダウンにもつながることから、食品等事業者の皆様は異物混入の発生を防止することに日々苦心されていることと思います。異物混入の発生を防止するためには、異物に関する正しい知識や考え方を理解しておく必要があります。今回の豆知識では3回にわたり、異物混入の削減に役立つ情報を紹介します。

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  • PCRとリアルタイム PCR

    PCR(Polymerase Chain Reaction)法は迅速にDNAを複製増幅させる手法として1983年にキャリー・マリスによって考案され、現在では分子生物学上欠かせないツールの1つとなっています。最近では、新型コロナウイルスの診断方法として一般にも広く知られる名称となりました。今回はPCR法について解説します。

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  • ナイアシンについて

    ビタミンは、それ自体が体の構成成分になったり、エネルギー源になるものではないが、正常な生理機能を保つためには必要不可欠な成分である。一般的に脂溶性ビタミン4種類と水溶性ビタミン9種類の合計13種類のビタミンが存在する。

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  • γ‐アミノ酪酸(GABA)について

    γ-アミノ酪酸(gamma-aminobutylic acid)は、その頭文字をとってGABA(ギャバ)と略されるアミノ酸の一種であり、多くの機能をもつ機能性成分として、近年注目され、さまざまな食品に用いられている。

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  • クロルピリホスの試験法について

    令和3年5月13日生食発0513第1号により、農薬数項目の規格基準の一部が改正された。クロルピリホスも改正された一つである。今回の豆知識では、このクロルピリホスについて紹介したい。

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  • 残留農薬等の基準値の留意点について

    食品中の残留農薬等の基準値には留意点が記載されており、基準値適否を正確に判断する際には、留意点の内容を満たした分析値が必要となる。本稿では、基準値の留意点について解説します。

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  • 二酸化硫黄の分析法について

    二酸化硫黄は、漂白剤や保存料の目的で食品に使用される食品添加物であり、食 品の種類ごとに使用基準が設定されています。本稿では、食品に含まれる二酸化 硫黄の分析法について解説します。

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  • 食物繊維について

    消費者の健康意識の高まりにより、近年、栄養成分として食物繊維が注目されている。 今回の豆知識では食物繊維の種類や機能、分析法について解説します。

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  • 無機成分における試料溶液の調製法

    食品分析において、食品中の無機成分の試料溶液を調製するには、試料中の有機物を分解、除去して、無機物だけの状態にしなければならず、その方法として、一般的に乾式灰化法や湿式灰化法を適用することが多い。また、ナトリウムやカリウムなどの一部の無機成分の試料溶液の調製法では、灰化法よりも操作が簡易な希塩酸を用いて抽出する方法である、塩酸抽出法を適用することもできる。

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  • 意外と知らない農畜水産物の部位名称について

    食品検査を自社で実施あるいは第三者機関にご依頼される際、どの部位を検査対象としどの部位を除去して検査を行うかを明確にすることは非常に重要であり、検査結果に大きく影響する。バナナを例にしてみると、微生物検査の場合、皮を含めて検査した場合と皮を除いた後のいわゆる「可食部」のみを検査した場合では、結果は大きく異なってくる。前者に比べて後者の方が圧倒的に生菌数は少ない。また、栄養成分分析の場合、皮を除いた可食部を検査するのが一般的である。

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